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噛み合わせ 治療の解説

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噛み合わせ 治療

なかなか噛み合わせが歯科医院で治らない方へ

今からお話することはネットではほぼ見かけない解説です。
噛み合わせが悪いという方がこのサイトをご覧いただいていると思います。単純に悪いからと言って歯の噛み合わせ治療されてませんか?その前にこの記事をご覧ください。

寝ている時、歯ぎしりを自分でしているという患者さんはほとんどいません。これが噛み合わせの異常とどのような関係があるのでしょうか。人に言われることで自覚することがほとんどなので、自分のイビキで目を覚ますようなわかりやすくありません。
ぎりぎり音が鳴っていることを自分で聞くとこはほぼありません。なぜなら深い眠りの時なので気づくことができないのです。ですので歯ぎしりをしていますかという問いかけに私はしていませんとほぼ全員に近い数で答えます。実際はその逆で、ほとんど全員に近い数でその証拠を見ることができます。この記事をご覧のあなたもその一人かも。

証拠の見つけ方
歯を右左動かしてみると上の歯と下の歯が、きれいに形が合うポイントがありませんか?
それはお互いの歯で削りあい、2枚に割れた皿の破片を合わせるかごとく、ピッタリ合うのです。

ではなぜ歯ぎしりをするのでしょうか?
それは寝方にあります。
①右で歯ぎしりをする痕がある場合は右の方を下にして寝るケースがほとんどです。
すなわち、右を下にして寝る方がこの記事をご覧になっている場合、右の歯と歯で削れてるところがあるはずです。
別の見つけ方として、左右顎を動かしてみて、大きく動く方向が普段歯ぎしりをしている側です。
歯ぎしりをしている側で動きやすくなっていると考えられ、右側に大きく動く方は右で歯ぎしりをしていることが考えられます。
これは右を下にして寝ると顎が右側にずれ、立っている時の正常な噛み合わせとことなり、右側が高い噛み合わせの状態に陥るのです。そのため高い側を自己調整する形ですり減らすように歯ぎしりをすると考えられます。

さらに別の見分け方として、「右で普段噛むことが多い方」は「右側をしたにして寝る方」が多いのです。(左が何らかの理由で痛い、しみるので噛めないという方はその例外です。)その中でも特殊な場合があります。左で歯ぎしりをしている跡があるのに右側を下にして寝る方です。それは枕の位置にあります。枕が顎の位置まで下がった寝方や抱き枕のような感じで寝ている方です。
右下にして寝ても顎が枕で左に押し上げられ、左が高い噛み合わせとなっているとこのような現象が起きます。このような場合は枕の位置を頭まで上げると枕で顎を左に押し上げなくなるので今後は右側に顎が落ちて寝るので右の噛み合わせが高いという悪い噛み合わせになるので右側で歯ぎしりをするようになりますが、これで今ある左側にある場合の痛みを和らげることにつながるケースも多いです。通常のように右下にして寝る方で右側に噛み合わせの違和感のある方は、試しに反対向きに寝てみると痛みの変化を感じることがあります。うつ伏せに寝る場合も同様です。右を下にしてうつ伏せに寝すると左のかみ合わせが高くなり、左の歯がぶつかることになり左で歯ぎしりをしてしまうのです。

では左右歯ぎしりを均等にしている場合あるいは前歯で歯ぎしりをしている場合はどうでしょう。
枕が高い場合です。枕が高いと噛みこみというか噛みやすいというか、力が入りやすくなり、奥歯や前歯で歯ぎしりをしやすくなります。
この場合は枕を今よりも低くして真上を向いて寝るようにしましょう!
これで首の凝りが改善されることもあります。マッサージに通ってないで試しに枕を低くしたり、寝る方向を変えてみることをお勧めします。これならただです。やってみる価値はあります。

では枕をタオルぐらい低くして寝る方もおられると思います。
この場合、歯石と呼ばれるものが下の歯の裏につくケースが多くなります。または上の歯の表面に色素沈着と呼ばれる汚れが付きやすくなります。なぜかというと口をうっすら開けて寝ることになり、朝喉が乾いたり、口臭が気になる様な事があるのです。
これが枕が低い方の特徴です。まれに鼻が悪くて口でしか息ができないので寝る時も口だけで息をしている方も同じような症状があります。
また歯磨き粉を多くつけて磨く方も下の歯の裏側に大量の歯石をつける結果になります。
(→歯磨き粉が多いとそれだけで泡立ちが多くて短時間で口をゆすぎ、磨いた感が強く出てその結果磨けてないということで大量の歯石が付くのです)

自分でなぜか歯石がたまりやすくで定期的に歯医者で歯磨き指導を受けて、歯磨き粉の量を少なめにしても歯石が付きやすい方は口が半開きで寝ていると言えます。

上記例外として高い金属を入れられてしまっている場合は、その歯だけが最初に当たるのでそれをまわりの歯と均等の高さにしようとその歯で歯ぎしりを起こし、結果その歯がぐらぐらになるか痛みがでます。
また起きていて歯ぎしりをする癖のある方がまれにいます。ストレス等です。これは意識して改善しましょう。歯医者では治せません。スポーツ選手も特殊なケースがあるようです。

私はセラミック専門医です。セラミックは割れたり欠けたりするともあるので細心の注意を払い、噛み合わせを見ます。すると寝る方向と大きく関係があることに気が付きました。つまり起きていて噛み合わせがそんなに悪くない方でも寝方次第で悪い人となり、意外と起きて診療受けている状態では噛み合わせが正常なのでいくら歯を削って治療を受けてもそれだけではなかなか改善されないのではと気づきました。それは診療中には現れない寝ている時だけの噛み合わせだからです。
歯周病が進むと歯が動きやすくなります。そうなると噛み合わせが狂う原因の1つになるので歯周病の治療薬をご参照ください。

ブラン品川大井町歯科
http://www.dental-clinic.com/bando/

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